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Happy Life Science!! (仮)

そういうのはTwitterかTumblrでやってくれない?と言われるようなゴミ記事を垂れ流していきます

カフェインの科学(栗原久)

Amazon.co.jpを見ると、「お客様は、2004/8/21にこの商品を注文しました。」と表示される。10年間近く読まずに放置していたことになる。

一言で済ませるならば、1冊全部を読むに値しない本であった。

カフェインの科学―コーヒー、茶、チョコレートの薬理作用

カフェインの科学―コーヒー、茶、チョコレートの薬理作用

 

 

内容

カフェインを含む茶、コーヒーやチョコレートなどを対象とし、

  • 歴史的、文化的な面から述べた序盤部分、
  • カフェインの薬理作用等の科学的な面から述べた中盤後半部分、

の大きく分けて2つから構成されている。

 

序盤

ここは読む価値があると思う。

コーヒーファームKALDIのカルディとはコーヒーチェリーを見つけた(という伝説の)羊飼いの名前だと知ることができた。いやこれはどうでもいいか。

 

中盤後半部分

ここから記載ぶりが怪しくなってくる。

例えば、実験データから作成したグラフの引用がある。引用元の情報として"Kuribara and Tadokoro, 1992"と記載されているが、巻末の参考文献一覧を見ても書籍であるのか論文であるのかすら不明である。"Kuribara"とはおそらくこの本の著者自身と思われる。

これでは某小保方先生もびっくりであろう。

述べられている薬理作用については断定的確定的な表現は用いないよう用心深く書かれており、歯がゆい思いをしながら読み進めていくことになる。せめて「統計学的に有意差がある」という表現があっても良いと思う。そう思うのは、自分はこの本が対象とする読者層には含まれていないからだと思う。

 

 

まとめ 

書籍のタイトルにも含まれている「科学」の部分の価値が乏しい。

Amazon.co.jpで買ったということは中身を見ずに買ったということだから自分が悪いんだけど。

書籍のタイトルなんて出版社の商業的成功を狙う意図のみが反映されているのでしょう。疑似科学連中がよく使う「科学で証明されている」のように、科学という言葉がどこか心地よく聞こえる人達が多いのだろう。