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X-rite i1 Display Proレビュー

まとめ
写真を見たり撮ったりしていて色が気になるという人はみんな測色器を持っていた方がいいと思うけれど、結局のところ、安くて簡単を両立しているか否かがみんなが気になっている点だと思う。結論から言えば、X-rite i1 Display Proはすぐに買うべきだ。
・安くて(今回は2万1000円位)、
・簡単(カラーマネジメントソフトの指示に従うだけ)
・ある程度の性能を備えていて(EIZO ColorEdgeに付属の外付け測色器はだめだった)、
で条件は満たしている。

 

外観

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大きなレンズを通して測定する

 

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白いカバーを通して環境光(ambient light)も測定できる

 

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ディスプレイに付属していた測色器

 

詳細は続きで

 

 


価格
i1 Display Proは日本では3万5000円。並行輸入品で3万円です。
今回はB&Hで159ドル、送料7.41ドル、消費税700円、通関手数料200円で買えました。米国内であればさらに30ドルのキャッシュバック有り。
今回はかなり安く買えました。

 

難易度
測色器付属の汎用ソフトi1 Profilerの表示に従うだけで簡単。ディスプレイの光源が何か?白色点は何ケルビンにするか?輝度はいくつに設定するか?環境光は考慮するか?程度を決めるだけです。
MacBook Pro Retinaディスプレイなので光源は白色LED、sRGBをターゲットにしたいので白色点は6500ケルビン、輝度はまぶしくないように60 cd/m2、環境光は(面倒なので)考慮しないに設定しています。これらはお好みに合わせて。
EIZO ColorEdge CX240では専用ソフトColorNavigatorを使うのでもっとわかりやすい。

 

性能1
EIZO ColorEdgeシリーズのディスプレイに付属の外付け測色器はdatacolor Spyder3と同等品(Spyder4と同等品かもしれない)で、他社ディスプレイでは使えないように制限がかけられている物。今はColorEdge CX240を使っているが、付属の外付け測色器でキャリブレーションしても、MacBookiPadiPhoneと比べて緑がかって表示されていて、ディスプレイが悪いのか測色器が悪いのか、それとも自分の目が悪いのか分からなかった。
この手のもので有名なミヤハン氏のウェブサイト(http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/i1D2_vs_Spyder3.html)によれば、Spyder3は高彩度の緑を認識しづらいために、結果としてディスプレイが緑がかって表示されるとある。
どうやらディスプレイ付属の測色器が良くないと思われる。
datacolor Spyderの現行品はSpyder5です。

 

性能2
Spyderと比較してi1 Display Proでは測定時間が短くて済む。
前者では15分間かかっていた調整と測定が、後者では6分間で終わる。

 

性能3
肝心の測定の精度であるが、これについては調べようがない。
ただし、i1 Display Proでは緑かぶりはないし、調整できるオプションが増え、測定方式の違いから経年劣化が少ない。旧世代Spyderよりは優れているはず。


印刷物の色とディスプレイの色を合わせたい方へ
i1 Display Proは自ら光を発する機器向けの測色器です。ディスプレイとかプロジェクターとか環境光とか。
印刷物を扱うのであれば最低でもColorMunki Photo(6〜7万円)あたりが必要です。